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笠原正夫・気まぐれ日記

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2012年 10月 25日

笹久保伸と仲間達コンサート

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 さて、告知を一つ。「笹久保伸と仲間達コンサート」。これは東町の「こみに亭」を拠点として活動している「NPOこみにてい」が企画主催するコンサート。
 笹久保伸君は横瀬町出身で現在日野田町に住んでいるギタリストで作曲家。音楽分野で言うと南米ペルーあたりのフォルクローレという事になるのだけれど、彼やその仲間達の実際の音を聞くと、単にフォルクローレという言葉だけでは表せないもっと深いものを感じる。お父さんの仕事の関係で東京で生まれたが1歳の頃までペルーで過ごし日本に戻ってからも南米音楽を聴いて育った。2004年から4年間、ペルーの村々を移り住みながら現地の音楽を学んだそうだ。
 ペルーでは十数枚のアルバムを出しているが、今年、日本でアルバムを発表して、いろんな音楽雑誌などにも取り上げられている。そのアルバムを録音、マスタリングしたのはあの久保田麻琴。私達の世代で音楽に興味があった人には馴染みの深い名前である。久保田氏も笹久保君の音楽に惚れ込んでいてそういう形になったのだそうだ。
 アルバムの帯にはこれ又私の好きなピータバラカン氏が文を書いているし、アルバム発売前にはバラカン氏のラジオ番組にも出演していた。雑誌サライの今月号でも「今月の3枚のCD」の中に取り上げられている。

 クラッシックとフォークの要素を両方持ちながらどちらとも違う独創的なアプローチが面白くて、このアルバムは愛聴盤になりそうです。
────「ピーター・バラカン」(ブロードキャスター、アルバム「翼の種子」の帯より。一部抜粋)
 文学のみならず、美術においても、音楽においても──あらゆる文化は、広い意味での「翻訳」という過程を経てのみ、成熟しうる。
 たとえば笹久保伸が身をもって行っていることがそうだ。彼はクラッシックギターを学びながらも、そこにとどまることなく、異文化への敬意と思慕の念によって、21歳から4年間ペルーへと移住し、村から村へと移り住んだ。そして村民からギター奏法を学んだという。
 その成果が結実したのが「翼の種子」である。笹久保はここでペルーの村で学んだ音楽を、自らのギター1本へと翻訳している。
 真の翻訳とは、自分自身の言葉にすることだ。何と力強い、そして土のいい香りのするギターだろう。人がいきいきと生きるということの本質を伝えるこうしたギターは、もはやジャンルなど超えて、全ての人の心をとらえるはずだ。久保田麻琴による録音の生々しさも特筆に値する。
──林田直樹(音楽ジャーナリスト)雑誌「サライ」2012年11月号、サライCDレビュー「今月の3枚」より。

 とまあその世界では今注目の人なのだが、実際の彼の現在の生活は今月の部屋代をどうしようか?などというレベルだそうで、やはり芸術の世界で生きていくのは大変なのだなぁと我が身を振り返りながらも思ってしまう。
 今回、このコンサートを企画したのは前述の通り「NPOこみにてい」。その代表である13番慈眼寺の柴原君が笹久保君達のライブを聴いて「よし!コンサートをする!」と言ったのはこの夏の事だった。私もその音を聞いてただ単にフォルクローレのコピーでは無い深いものを感じたので、よしそれならば私がポスターを作ると言ってしまったのだったが、実際9月になっても本当にやるんだかなんだか全く連絡が無い。おそるおそる柴原君に聞いてみたら「やります!」というので、ならばおおまかな要項を早く教えてくれと言ったのに、今月10日が過ぎても何の連絡も無い。笹久保君自身も「本当にやれるんですかねぇ?」と心配をし出してしまって、いろいろ私の方からせっついてやっとだいたいの形がまとまったのが先週。そこから写真資料をもらったりしたが殆どが使えないので先週の集まりにミニライブをしてもらった時撮った写真と今まで撮りためていた写真を組み合わせてなんとか日曜までにデータを作り、印刷に出して出来上がってきたのが昨日だった。全く遅れ遅れになってしまっているがなんとか動き出した。これからいろんな方々に協力してもらってなんとか成功させたいと思っている。
 ともかく笹久保君やその仲間達の音楽はとてもいいし「NPOこみにてい」も非営利の集団で利益を求めてやっているのでは無い。秩父に育って秩父に住んで活躍をしている、又これから活躍したいと思っている人達を支援していこうという活動なのだ。とかく秩父の人は自分が不遇なせいか山の中に住んでいるせいか「俺だってその気になれば…」という人達ばかりで、他人を認めない、認めたくない、褒めない、育てないという風潮があるのを私は身をもって知っている。いつまでもそれではだめだと思うし、若い頑張っている人を育てていくくらいの事をしないと秩父にホントの文化芸術は育たないと思う。「NPOこみにてい」の活動も今後そういう意味での動きをして行こうという事になっている。

 余談だが、笹久保君のお母さんは私の高校の同窓生なのだそうだ。先日、笹久保君からそんな話をされて卒業アルバムを見直して見た。そう言えばどことなく彼の中にその面影が残っていた。

by masao-kasa | 2012-10-25 23:53 | 生活
2012年 10月 18日

やっと…

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 いや〜長いこと更新しなかったなぁ。いろいろあって9月の末から約20日くらいほったらかしだった。夜中に台風の来た30日に東京のYさんのお父上の49日、納骨式があって東京へ行き、その後3日には妻の実家の店の従業員慰安という事で、浅草、スカイツリーへ雨の中日帰りで行って来た。その後1日か2日したら急にアレルギーのような症状が出始めて、市販の薬を飲んだがいっこうに効かず、微熱と咳、喉の痛みに襲われた。息が苦しくなって夜も眠れなくなってしまったが、熱がそれほど高くも無いので市販の薬を飲みながら寝たり起きたりの毎日を続けていた。もともと秋口にはアレルギー症状が出ることがあるのですぐに良くなるだろうとたかをくくっていたらなかなか直らない。微熱は1週間も続いて、これでは仕事も出来ないと医者へ行って薬をもらってきた。その薬を飲んでからやっと熱も下がり、飲み続けて1週の今日あたりやっと普通に近い感じがする。
 空気中の放射性物質を吸い込むとアレルギーに似た症状が起きるというのをどこかで読んだけれど、これも放射性物質が飛び交っているせいなんだろうか?なんだか今までのアレルギーの症状とちょっと違う気がすのだが。そう言えば台風の風が強く吹いた後、近くの野山へ行って草むらで写真を撮ったりしたなぁ。…しかし良くは判らないし、どうしようも無い。

 さてその体調が悪い中、鼻水を啜りながら少しずつ描いていた絵が今日だいたいに仕上がった。来月の縁側展用に描き始めていた油絵。(幅1m17cm×縦61cm)家から小鹿野へ行く途中の峠から見える両神山と小鹿野の秋風景を描いたもの。この風景はもう幾度も水彩で描いているが、一度油で描いてみようともう一昨年辺りから思っていた。2つのキャンバスを分解し横幅の長いのを作って描いた。やはり油は難しい。(油科出身なんだけどね)

 縁側展の告知は又改めてやりますが、一応今年は11月10日、11日の土日になります。

by masao-kasa | 2012-10-18 13:33 | 生活